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繰上返済は早い方が得?注意したいポイントを解説します!

ファイナンシャルプランナーの吉本です。

普段お客様からのご相談が多い、繰上返済についてお伝えいたします。


住宅の購入の際、多くの方々が、35年の住宅ローン融資を受けておられます。

住宅購入の年代層をみると、大抵35歳前後の方が大きく割合を占めております。

35歳の方が35年のローンを組んだ場合、65歳で定年退職すると、あと5年程度は年金生活しながら住宅ローンの返済が続く事になります。

多くの方が老後不安の観点から、1年でも早く住宅ローンを完済したいとお考えですが、「いつ・いくら返済していく」のが正しい方法なのでしょうか?


【繰上返済はとにかく早くやるべきか?お金を貯めてからやるべきか?】

・予定より預貯金が多く貯められたが、すぐに繰上返済にまわすべきか?

・それとももっとお金を貯めてから返済すべきか?

といった話を伺います。

利息は元金に対して掛かっておりますので、例えば年間50万貯金を続け、10年後に500万円繰上返済するよりも、毎年50万円ずつ返済していった方が利息の軽減効果は大きくなります。


【注意すべき点】

記のように元金が多いうちに早め早めに返済をした方がいいわけですが、

果たして幾らくらい利息の軽減効果がでるのか?を検証すべきです。

同じ金額を返済するならば、金利が高い程早めに返済する方がメリットがより大きいのですが、現在の市場のように、変動金利とはいえ0.4%台といった低金利で融資を受けている場合、早く返済した場合と、お金を貯めてから返済した場合、どれだけの差額がでるのかしっかり検証すべきでしょう。

勿論、少額とはいえ早めに返済する方が利息軽減効果は高いですが、長い生活の中で、転職や期待していた奥様の収入が子育て等により、減少してしまった等、手元資金に不安を覚える時がくるかもしれません。

また将来、大きな支出が掛かる事が、予めわかっているのであれば、手元に幾ら資金が必要かおのずと見えてきます。

例えば住宅購入後、車の買い替え時期を迎えるが、住宅ローン繰上返済にお金を使いすぎてしまい、手元の資金不足によってカーローンで購入したとします。

カーローンの利息と住宅ローンの利息軽減効果を比較すると、住宅ローンを繰上返済せずに、車を現金購入した方が良かった事もあり得ます。

住宅ローンの総支払が増えてしまっても場合によっては全体の収入支出とのバランスを踏まえ、あえて早めに繰上返済しない事も選択肢として考えておきましょう。

※お金を貯めてから繰上返済をする場合、何でお金を貯めるべきかも検証すべきです。

重要なのは、今後の皆様のライフプランにおいて、どんな家計収支状況になりそうか?しっかりシュミレーションをしておく事です。

また今回の解説では触れておりませんが、

「住宅ローン控除の効果と繰上返済の関係性」や「期間短縮型」「返済額軽減型」といった2つの繰上返済の活用方法等、お考え頂くことは沢山あります。


弊社でお客様個別のライフプランシュミレーションの作成・対策案の作成等、随時を相談を承っております。

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