
幸せなマイホームと 不幸せなマイホームの違い?
住宅の購入前後だけでなく、1年後の確定申告時期や、3年後・5年後といった購入後にも
お客様からお金の相談を承ることがよくあります。
一見、同じような世帯構成・年収でも、
なぜかお金に囚われずに幸せなマイホームでの生活を手にしている家庭と、漠然とお金の不安を持ち続けている家庭があります。
今回はそんな不安をどうようにして改善していけばよいのか、具体例とともにお伝えしていこうと思います。
目次[非表示]
- 1.どういった状態なの?
- 1.1.<幸せなマイホーム家庭>
- 1.2.<不安が残るマイホーム家庭>
- 2.それぞれに共通することとは?
- 2.1.自動的にお金が貯まる仕組み
- 3.具体的にどのように行うのか?
それぞれの家庭において様々な要因はあるものの、沢山のお客様の相談から「それぞれに必ず共通すること」がありました。
まずは状況を正しく把握し、対策を考えていきましょう。
どういった状態なの?
初めにそれぞれの家庭がどのような状態になっていることが多いのか、その一例を挙げます。
<幸せなマイホーム家庭>
・ローンの返済を行いつつ、将来必要なお金も準備ができている
・生活の中でお金に不自由を感じることはない
・余剰資金で投資にもチャレンジしている
<不安が残るマイホーム家庭>
・使っているつもりはないのに、何故かお金が貯まらない
・夫婦でお金に関しての認識と使い方がバラバラ
・このままではいけないとは思いつつ、日々の生活はできている
それぞれに共通することとは?
お金を貯めることができるかどうかは、実は収入ではなく【ある方法】を取り入れているかどうかが大きな差となっていることがわかりました。
その方法とは、「天引き」です。
この天引きが習慣になれば、貯める努力をせずとも自然にお金は貯まります。
天引きを行っていない場合、お金が貯まらない状態が習慣になっているため、
仮に収入が増えたとしても、増えた金額に合わせて支出も増えてしまいます。
そのため、お金を貯める努力としては、家計簿をつけたり、収入を増やすことよりも、
「天引き」の習慣をつけることが最も簡単で確実です!
自動的にお金が貯まる仕組み
ここで言う「天引き」とは、つまり【収入-支出=貯蓄】ではなく【収入-貯蓄=支出】という管理をしているかどうかを意味します。
これが実行できているかどうかが多くの家庭において最も大きな差となっていました。
幸せなマイホーム家庭は、将来自分たちが実現したい状態を金額で算出し、
その金額が「自動的に貯まる天引きシステム」をつくっていました。
それが習慣になれば、頑張って貯蓄をせずとも、自分たちが実現したい状態が確実に実現できるようになります。
上記の計画を前提として住宅を購入し、仕組みを構築できれば、住宅購入でお金に悩まされることはほとんどなくなります。
具体的にどのように行うのか?
次は具体的なご家庭の例で想定をしてみましょう。
【状況】
世帯主40歳、配偶者39歳、子供2歳
【実現したい願望】
- 世帯主が65歳で定年予定なので、それまでにローンを完済したい。
- 子供が高校、大学で私立に進学しても良いように資金を準備しておきたい。
- 50歳のタイミングで家族で1ヶ月ほど海外旅行に行きたい。
それぞれを金額で算出すると、
- 65歳時点での残債1,500万円を25年で貯蓄するには年間60万円・月間5万円の貯蓄が必要
- (私立高校の学費を350万円、私立大学の学費を600万円で想定)私立高校の学費を14年で貯蓄するには年間25万円・月間2万円の貯蓄が必要、私立大学の学費を17年で貯蓄するには年間35万円・月間3万円の貯蓄が必要
- 海外旅行の費用を200万円で想定→10年で貯蓄するには年間20万円・月間1.6万円の貯蓄が必要
まとめるとこの家庭の場合、年間140万円・月間12万円を天引きすれば上記は全て実現できる計算になります。
さらに発展させると、手元の資産状況や貯蓄の余力なども考慮し、
天引きしたお金を預金だけでなく、投資の選択肢を加えることで、より大きな金額の貯蓄&外部環境の変化によるリスク回避ができ、
より確実に理想の状態の実現を目指すことも出来るようになります。
「客観的に仕組み化のプランを作成してほしい」
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