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相談事例④ 金利は変動?固定?

今日はよくあるお客様からの相談事例第4弾です!


【相談内容】

ローンは変動、固定はどちらを選ぶべきか。。?

支払額で並べてみると、変動金利が魅力的だが、将来金利がどうなるか?判断がつかないため、急激に上がってしまっても怖い。。


【回答】

まず前提として、将来の金利予測は不可能ですし、考える必要がありません。

そのため、変動・固定どちらが良かったかは結果論になります。


・・という身も蓋もない話になってしまいましたが、

選択する際の「正しい考え方」と金利の簡単なメカニズムについてお伝えします!

※分かりやすくするために、かなり簡略化しておりますので、詳しく理解されたい方は別途ご相談ください※



●金利のメカニズム

市場の金利の上げ下げは「中央銀行」と呼ばれる、特別な銀行が金融政策を通じて、物価の安定を図るために調整をします。

一般的には景気が良く、物価が上昇していく場面では、金利を上げて需要を抑えることで、物価の急激な上昇を防ぎます。

景気が悪く、物価が下落していく場面では、金利を下げて需要を喚起します。

この金利の調整が、世の中の金利に大きな影響を与えています。


現在、中央銀行は需要を喚起すべく、低金利政策を続けております。

直近では消費増税・コロナウイルスによる景気の悪化もあり、

恐らく短期的には金利を上げることは非常に難しい状況ではないかと思います。



●選択する場合の「正しい考え方」

短期的には低金利の状態が継続する可能性が非常に高いとはいえ、

冒頭申し上げました通り、10年・20年先は誰にも予測がつかないため、

「金利は暫く低いままだし、これからも上がることはないだろう」と考えるべきではありません。


そのため、変動金利を選択する場合は「対策が出来るかどうか」が重要です。

対策とは主には下記の2つです。

①繰上返済の原資がある、もしくは今後、貯蓄する余力がある

②金利上昇とともに価値が上昇するような資産を持っている



①繰上返済の原資がある、もしくは今後、貯蓄する余力がある

現在、変動金利は最も良い条件で0.3%台で組むことが出来ます。

5倍になったとしても、1.5%です。

他のローンと比べ、それでも格安であるにも関わらず、なぜ金利上昇がリスクになるのか?

それは「借入元金」が大きいからです。

つまり、借入元金を減らすことが出来れば、金利上昇による影響を小さくすることができます。

そのため、元金を減らす繰上返済を出来る原資が現在手元にある、もしくはこれから貯蓄していくことが金利上昇リスクへの対策となります。


②金利上昇とともに価値が上昇するような資産を持っている

仮に金利が上昇してしまったとしても、それに伴い自分がもっている資産額も増加すれば、トータルで考えると±0になります。

もっとも、資産額がローン金額より小さい場合は、資産価値上昇の恩恵額も小さくなりますので、完全に±0になることはありませんが、金利上昇リスクを抑えることには繋がります。


まとめますと、変動金利はある程度余力がある人に適しています。


逆に固定金利は、金利上昇リスクの対策が出来ない人が適しています。

つまり、現在手元に十分な現金がなく、これから返済資金の貯蓄を行っていくことが難しい方・もしくは現金以外の資産を持ちたくない方は固定金利を選択するのがよいでしょう。



●よくある質問

Q:手元現金があるのであれば、頭金を入れて、ローン金額をそもそも減らしては?

A:将来どうなるかはわかりませんが、少なくとも現在は超低金利です。

世の中には住宅購入以外の目的だと、35年・0.3%台で貸してくれることはほとんどありません。

かつ、要件を満たせば、一定金額の範囲内でローン残債の1%が税金から戻ってくる、住宅ローン控除という優遇もあります。

住宅ローン控除が適用でき、金利が1%以下で組める方は、実質的にローンを組んだ方がお金が増える「マイナス金利」状態となりますので、そのような状態の中で頭金を入れることは逆に損です。


Q:ミックスで組むのはどうか?

A:ミックスはあくまで折衷案ですので、本質的な解決にはなりません。

変動金利の割合分は、上記2つの方法で金利上昇リスクの対策を行う必要があります。




「自分たちは変動金利を選んでも大丈夫か?自分では判断出来ない」

「もっと詳しくメカニズムを理解して、納得して選択をしたい」

という方は是非無料web相談を活用ください!