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相相談事例⑤ 団体信用生命保険の追加オプションは必要か?

今日はよくあるお客様からの相談事例第5弾です!


【相談内容】

銀行から、金利は上がってしまうが団体信用生命保険の内容が良くなる提案をしてもらったが、

つけたほうがよいのか?

今入っている保険の見直しもおこなった方がよいか?



【回答】

●団体信用生命保険とは?

住宅ローン契約者が、「死亡・高度障害状態」状態になってしまった場合、住宅ローンの残りを保険会社が代わりに金融機関に返済してくれる保険です。基本的には、住宅ローン契約時に加入が必須とされており、保険に加入出来ない場合はローンを組むことも出来なくなってしまいます。


●団体信用生命保険の種類

通常の団体信用生命保険は、先ほど説明した通り「死亡・高度障害状態」になった時点での住宅ローン残債が完済されます。こちらは、住宅ローンを組む際に無料で付帯されており金利の上乗せなどはありません。 

それとは別に、金利を上乗せして

「三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)」や

「八大疾病(先ほどの三大疾病に糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎臓病の五疾患を加えたもの)」

の状態になったときにも住宅ローン残債が完済されるオプションが用意されています。

非常に細かい部分で分かりづらいのですが、金利の上乗せ率と支払い要件が金融機関によって異なります。

例えば、同じ三大疾病でも下記のような違いがあります。

A社:がんと診断+脳卒中・心筋梗塞で入院

B社:がんと診断+脳卒中+心筋梗塞で労働制限60日以上

いかがでしょうか?A社は入院要件で補償されやすいのに対し、B社は60日間の労働制限というかなり厳しい要件を課しています。

「団体信用生命保険」の保障内容拡充を検討する場合、各金融機関の保障内容と金利の負担率をしっかりと確認しておきましょう。


●民間生命保険との合わせて検討する

ここまで住宅ローンに関連して「団体信用生命保険」について説明をしてきましたが、

主にご注意頂きたいことが以下のとおり3点あります。


①住宅ローンを繰上げ返済した場合に保障額が減ってしまうor無くなってしまう

「団体信用生命保険」とは、簡単に申し上げると、万一となってしまった時点での住宅ローン残債を帳消しにしてくれるものです。

これは裏を返すと、繰上げ返済して縮小した住宅ローンの残債額が保障の限度ということです。

繰上げ返済には利息軽減による総支払額を少なくするといったメリットが多くある反面、保険の観点からみると万一があった際に繰上げ返済をしなければよかったという事態もおこりかねません。

住宅費以外に日々の生活費やお子様の教育費の保障は別途民間生命保険で準備する必要があります。


②「団体信用生命保険」に加入が出来ない、三大疾病や入院その他に備えたい

持病や体況によっては、「団体信用生命保険」加入が難しいケースもあります。

その場合は「団体信用生命保険」の加入が任意である住宅ローンを選定していく必要が出てきますが、「団体信用生命保険」の中には金利上乗せ等一定の条件を加えて引き受け基準を緩和するものもあります。

併せて民間生命保険会社が取り扱っている、俗に「収入保障保険」と呼ばれる保険商品の保険料や保障範囲を確認してみてください。

この「収入保障保険」は「団体信用生命保険」と同等の効果を期待できるものとなっております。 

また「団体信用生命保険」には「三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)」や「八大疾病(先ほどの三大疾病に糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎臓病の五疾患を加えたもの)」に備える商品があることは先ほどご紹介の通りです。

ご注意頂きたいのは、あくまで「団体信用生命保険は」住宅ローン返済に特化したものであるということです。

皆様が、もしもがんと診断された場合に、住宅ローンの負担がなくなるというのは確かに効果があり精神的にも安心できるかと思います。ただ、実際には治療費や住宅費以外の日々の生活費も大きな負担となりますので「目的」に合わせた保障をしっかりと見極めていくことが必要です。


③既に契約している生命保険と重複する部分が出てくる

住宅ローンを組んで「団体信用生命保険」に入った場合、大きな死亡保障を得たことと同義になります。

過剰な死亡保障を用意していても、月々の住宅ローン支払いや月々の保険料負担が大きくなってしまっては本末転倒になってしまいます。

「団体信用生命保険」に加え既に加入中の生命保険についても何のために入っているのかという「目的」をしっかりと理解し、見直すことが無駄のない合理的な住宅購入への一歩となります。



●まとめ

「団体信用生命保険」も「民間の生命保険」どちらもなんのために必要なのか?

といったお客様の「目的」が重要となります。

誰が、いつ、どう保険金を活用するのか、どんな心配に備えられるのか?

これらが分からないままの加入はかえってお客様の不利益とつながることもあります。

間取りや立地を分からないまま、物件購入を進める方は恐らくいませんよね?

保険加入においても性質上、分かりにくい・難しいといったお声を頂戴しますが、物件購入同様に加入のポイントとなる部分がいくつかございます。



「万が一の場合にも、幸せな生活が続くように準備はしておきたい」

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